腸の不調は万病の元凶?!

1、便秘とその原因とは?

 

 

 

便秘とは、便の水分が減って固くなり、排泄が困難になることです。

 

原因は、以下のふたつ。

 

不規則な生活で排便の習慣が定着していないこと。

 

運動不足や体力の低下で腸のぜん動運動が弱くなること。

 

また、運動不足に因(ちな)みまして、
便がある程度たまらないと便意は起こらないので、

 

無理なダイエットをしている人は
便の材料が不足して便秘しやすくなります。

 

 

2、便秘がもたらす体の不具合とは?

 

acworks様(改変)

 

 

栄養の摂取に大きな役割を果たす腸にかかわるトラブルにつき、
早期解決が望ましいです。

 

便秘がもたらす不具合は、主に以下の2点です。

 

 

 

 

1、痔の原因になる

 

 

お腹の張りや痛みを引き起こし、硬い便が肛門を傷付けるため、
痔を引き起こす原因になります。

 

 

 

 

2、代謝能力低下や肌荒れの原因となる

 

 

便が腸内に長く停滞することで便が腐敗します。

 

これによって、有害物質が発生し、悪玉菌が大量に増殖します。
血行不良も起きます。

 

次いで、この段階で発生した有害物質が、
腸から吸収され、血液中に溶け込み、
全身に到達します。

 

そして、新陳代謝の邪魔をして、
くすみ・かさつき・吹き出物等のような肌のトラブルを誘発
します。

 

―つまり、肌荒れです。

 

 

もう少し言えば、肌と体の内面を血液がつないでおり、
血液に異物が多く混入すれば、それだけ肌に異変が生じ易くなります。

 

 

3、便秘の対策とは?

複数のアプローチがあります。

 

例え少しずつでも、体の負担が少なくて済むよう、

 

これなら出来るというものをリストアップし、
それらを多角的にじっくりと行うべき
です。

 

 

便秘対策の大枠

 

 

1、生活習慣
2、栄養成分
3、ヨーグルトの食べ方と注意点
4、水分補給
5、運動の一例
6、栄養面からのストレス対策
7、便秘対策のツボ

 

 

 

 

1、生活習慣

 

 

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生活習慣を変えることが最重要です。

 

朝は早めに起きて、排便の時間を作りましょう。
起床時にコップ1杯の水を飲んだり、朝食を取ったりすることで、
朝の排便が促されます。

 

なるべく同じ時間帯に三食取ることを心掛け、排便のリズムを整えましょう。

 

 

 

 

2、栄養成分

 

 

食物繊維を意識して取るようにしましょう。

 

これには、高度成長期以降の食の欧米化で、
食物繊維の摂取量が大幅に減っているという事情も
あります。

 

したがって、積極的な摂取を心掛けたいものです。

 

以下は、下痢と便秘の対策に効果が見込める食品・栄養素です。

 

下痢対策に効果のある栄養素・食品

 

 

グアガム
サイリウム(オオバコ)
イソフラボン
グルタミン
ビタミンA等

 

 

便秘対策に効果のある栄養素・食品

 

 

サイリウム(食物繊維)
フスマ(食物繊維)
マグネシウム
オリーブオイル
カスカラ(薬用に使われる樹皮)
セイヨウイソノキ
アロエ
イヌリン
寒天
キサンタンガム
グアーガム
海藻
納豆
大麦
ごぼう

 

 

特に効果のあるのはサイリウムとフスマ。
これら食物繊維は便の量を増やして便通を良くします。

 

これらは水分を吸収して何十倍にも膨らみます。

 

最初は少量から始めて、十分な量の水と一緒に飲みましょう。

 

また、ビタミンB群等のような腸内環境を整える栄養素も便秘に効果があります。

 

 

 

 

3、ヨーグルトの食べ方と注意点

 

 

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次に、腸内環境の整備の効果の高いヨーグルの食べ方のコツについて。

 

複数のメーカーのものを食べると良いです。

 

例えば、ひとつのメーカーのものを食べ切ったら、
次は別のメーカーという具合です。

 

それだけ、数多くの優良な菌を体内に摂取出来るためです。

 

ただし、自分の体に合わないものについては控えるようにしましょう。

 

さらに、食べるタイミングですが、空腹時に食べることをおすすめします。

 

食後など、胃液がしっかり出ている時に食べると、
ヨーグルトの乳酸菌が死んでしまうからです。

 

 

また、要注意事項として、
牛乳アレルギーのある方は、ヨーグルトは合いません。

 

すぐに症状の出ない遅発性アレルギーに気付かずヨーグルトを食べると、
体調が悪化します。

 

このような場合は、漬物等でも乳酸菌は取れますので、
こちらの方をおすすめします。

 

 

 

 

4、水分補給

 

 

水分補給も立派な便秘対策です。
1日に必要なのは2リットル。

 

そのうち0.5リットルは食事で補うことが出来ます。

 

残りの1.5リットルは、
出来ればミネラルが含まれておらず、
腎臓に負担が掛からないピュア・ウォーターが望ましいです。

 

 

望ましい摂り方は、
1回に飲む量は少量で、回数を多くとることです。

 

多く飲んでも尿として排出されるからです。

 

 

 

 

5、運動の一例

 

 

 

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参考までに、ダイエットの方法を御紹介します。

 

 

また、ウォーキングの効果的な方法としては、
空腹時(食後1時間以上経過後)に長めに行うのが理想。
大体20分以上が目安です。

 

 

その理由として、

 

空腹時は脂肪が燃焼され易く、
ウォーキングのような有酸素運動は長い時間継続した方が
脂肪が燃焼され易い
からです。

 

 

また、20分も時間を確保出来ない、という方におかれましても、
少し動くだけでも随分違います。

 

例えば通勤で5分余分に歩くといったことでも、
相応の効果が見込めます。

 

まずは、腸の付近の筋肉を意識して、少しでも動くことだと思います。

 

 

 

 

6、栄養面からのストレス対策

 

 

 

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ストレスも便秘の原因になります。

 

そこで、以下に、
ストレス対策に効果のある栄養素の表を掲載します。

 

 

 

 

 

7、便秘対策のツボ

 

 

 

腹結(ふっけつ)

 

へそ周りの傷みや腹痛、お腹の張り、ガスによる張りなどを解消するツボ。

 

天枢から指3本分外側、さらに下に指1本分位

 

 

天枢(てんすう)

 

便秘に対して即効性の高いツボ。
下痢にも効果があり、消化器官を整える効果がある。

 

ヘソの中央から指3本分位外側。

 

 

神門(しんもん)

 

消化器系を調整し、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進。
ストレスを軽減する作用もある。

 

手のひら側。
手首のしわの小指の端。
小さな骨の真下。

 

 

【ツボの押し方】
1、爪を立てず指の腹を当てる

 

2、ゆっくり2、3秒かけて押し込み、
  一定の圧力で3秒間押し続ける

 

3、2、3秒間掛けて徐々に力を抜いていく。

 

4、 1、〜3、を5回程繰り返す。

 

 

 

 

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【主要参考文献】
青木晃『アンチエイジングダイエットで老化を防ぐ40歳からのタイプ別ダイエット診断』
日本サプリメント協会『サプリメント健康事典』
森由香子『病気にならない人は何を食べているのか』
伊藤隆・木村容子・蛭子慶三『ココロとカラダの不調を改善するやさしい東洋医学』
柴田丞『そのサプリ、危険です!』


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