栄養面からの疲労・老化対策

1、老化・疲労の原因である活性酸素とは?

 

疲れの原因は、以下のふたつです。

 

1、自律神経の乱れ(生活リズム、自律神経、交感神経・副交感神経、代謝、運動等)   当サイトのこちらページで説明

 

2、活性酸素の体内の蓄積(栄養面―主に古い油の摂取、ビタミン不足)   本ページで説明

 

 

そして、本ページでは、
2、活性酸素の体内の蓄積について、解説します。

 

 

さて、体の細胞の酸化とは、
何らかの理由で電子を失った体内の酸素が、
他の酸素からそれを取ろうとすること

によって起こる化学反応のことです。

 

 

さらに、酸素の分子が
次から次へと連鎖的に電子の奪い合いを始めることで、
状況が加速度的に進行します。

 

 

これだけでは、何の話だか分かりませんが、
こうした化学反応が人体の細胞レベルで起こると、
細胞そのものやDNAが傷付いたり破壊されたりします。

 

 

 

そして、この細胞の酸化を助長する酸素を「活性酸素」といい、

 

これが肌の老化やしわ・たるみ、
それどころか、がん・糖尿病・アルツハイマー・放射線障害・
白内障・肺気腫・凍傷・熱傷といった、
病気・障害の90%に関与しています。

 

 

ElMekki様・acwork様(改変)

 

 

「酸化」・「活性酸素」は、
謂わば(いわば)、人体の美容・老化のキモになるキーワード、

 

加えて、少なからず疲労にも関係している、

 

と言っても過言ではありません。

 

 

つまり、酸化によって衰えた体に、
色々な要因で追い打ちがかけられることで、
美容を損なったり大病をわずらったり、疲れやすくなったりするわけです。

 

 

2、酸化の原因・その1 紫外線

 

 

Couleur様(改変)

 

体内の細胞の酸化の原因は、大別してふたつあります。

 

1、紫外線対策の不備
2、古い油の過剰摂取―生活習慣病

 

 

まず、1、紫外線対策の不備。

 

手始めに、
紫外線が酸化をもたらす仕組みについて触れます。

 

日焼けの程度がひどいと、
肌の酸化を防止するメラニンが皮膚の表面に残り、

 

しみ・そばかす・くすみ等の原因になります。

 

これを繰り返すと、
肌が老化して、先述のシワ・たるみ
になります。

 

 

物質的に言えば、
真皮を構成するコラーゲン、皮膚の弾力を保つエラスチンの繊維組織が破壊され、
酸化されてしまうことを意味します。

 

 

紫外線対策の大筋としては、
出来るだけ紫外線を浴びないようにするのと同時に、
活性酸素を発生させない生活習慣を心掛けることです。

 

 

3、酸化の原因・その2 古い油の過剰摂取―生活習慣病

 

 

日常生活を営むうえで、残念ながら接点の多い「古い油」―酸化された油。

 

当然ながら、これを摂ることで体内の活性酸素の活動が活発化します。
つまり、体内における酸化の進行。

 

 

ですが、体に悪いとは言っても、
安い居酒屋で出されるような二度揚げされた揚げ物等、
社交で食べざるをえない場合もあることでしょう。

 

そこで、それ以外の部分、例えば日常生活で、
摂取を控える習慣を付ける必要があるかと思います。

 

また、外食で古い油を摂った場合でも、
それをリカバー出来る栄養を摂るのも対策のひとつ
です。

 

具体的には、
ビタミンCやビタミンE、βカロテン等の抗酸化成分と
一緒に食べることです。

 

 

 

身近な例を挙げれば、
居酒屋の定番メニューの中では
軟骨の唐揚げにカットされたレモンが添えられているのが一例。

 

レモンには大量のビタミンCが含まれています。

 

また、サプリを服用して中性脂肪を減らすのもひとつの手段です。

 

 

さて、市販の油は、大体以下の3種類に区分出来ます。

 

オメガ9 もっとも酸化しにくい油
オメガ6 もっともポピュラーな油
オメガ3 中性脂肪の分解や、血中コレステロールを下げるほか、炎症やアレルギーにも効果があるとされている油

 

 

優先的に摂るべきはオメガ9でして、
オリーブオイルやキャノラー油がこれに該当します。

 

逆に、現代人が過剰に摂取しているのがオメガ6。
身体の炎症を促進し、アトピーの原因にもなるのですが、
栄養素として不可欠な油でもあります。

 

要は、過剰摂取に気を付けるべきということです。

 

そして、このオメガ6に対して、
炎症促進を抑制する働きがあるのがオメガ3。

 

具体的には、DHAやEPA等の魚の油です。

 

 

また、オメガ6とオメガ3の比率は4:1が理想とされていますが、
日常的な食事でこれを保とうとすると、かなり難しいのが現状です。

 

 

4、酸化対策の大本、ファイトケミカルズ

 

 

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日常生活に潜む「酸化」。

 

そしてその潜伏先が、紫外線や古い油の過剰摂取といったところにある、
というのは先述の通りですが、
もう少し踏み込んで対策を考えてみましょう。

 

 

ここに、「ファイトケミカルズ」という言葉があります。

 

これは、植物の香りや色の素となる成分が、
太陽の強い紫外線によって発生する活性酸素から
植物自身を守る働き
のことです。

 

そして面白いことに、人間がこういう成分を食べると、
それらが抗酸化物質として植物の中で機能し、
活性酸素を除去してくれます。

 

早い話が、野菜を食べると抗酸化が進む、ということです。

 

 

無論、生野菜をそのまま食べるのが一番良いのですが、
中には、仕事が多忙で調理すらままならず、
野菜ジュースや青汁を飲むのが習慣になっている方も
いらっしゃることでしょう。

 

 

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そこで、野菜ジュースや青汁についても少し触れます。

 

大体の効果として、

 

例えば、内臓疲労の方が睡眠が良質になり疲れにくくなっただとか、
ニキビ等の美肌対策や便秘、代謝といった、

 

腸内環境を整える効果が期待出来ます。

 

これらは無論、抗酸化作用の賜物です。

 

 

ですが、ここで注意すべきは、そのまま飲むと効果は薄いことです。

 

飲んでもすぐに尿となり、腸に行くのが早くなるので、
例えばパン等を食べながら飲むと効果的です。

 

一緒に食べたものに吸収され、ジュースの栄養が摂れるからです。

 

 

 

おすすめする高機能の野菜ジュースとして、
以下の葉っぱ付きまるごとにんじんジュースを挙げます。

 

 

 

 

5、ファイトケミカルズの種類とグルタチオン

 

 

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ファイトケミカルズは、大別して、以下の2種類に区分出来ます。

 

 

1、ポリフェノール系

 

2、アルファカロテン・リコペン・ルテイン

 

 

 

1、ポリフェノール系

 

動脈硬化の防止に効果があります。

 

赤ワイン・ココア・お茶等に含まれます。

 

 

 

2、アルファカロテン・リコペン・ルテイン

 

脂溶性で、不飽和脂肪酸の酸化防止に効果があります。

 

ニンジン・トマト・かぼちゃ・ホウレン草等の緑黄色野菜に含まれます。

 

 

なお、ファイトケミカルズは、
種や皮等、普段我々が好んで食べない部分
多く含まれています。

 

ここに、種や皮に含まれる成分を多く含んだサプリメントを活用する
メリットがある訳です。

 

 

こうした効果の見込めるサプリとして、
例えば、以下のアマニの恵&大麦若葉をおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

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続いて、抗酸化の効果の高いグルタチオンについて。

 

このグルタチオンは、
抗酸化ビタミンであるビタミンC・ビタミンEの働きを活性化し、
抗酸化と戦ったこれらのビタミンを修復する働きをします。

 

さらに、活性酸素や過酸化脂質等の有害物質を、
水に溶けやすい物質に換え、排泄しやすくします。

 

その他、肝機能の向上にも効果があります。

 

 

グルタチオンは、以下の食品に含まれます。

 

タラ
赤貝
アスパラガス
アボカド
ホウレン草
クルミ

 

 

 

 

 

 

 

 

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【主要参考文献】

 

柴田丞『そのサプリ、危険です!』
日本サプリメント協会『サプリメント健康事典』
青木晃『アンチエイジングダイエットで老化を防ぐ40歳からのタイプ別ダイエット診断』
森由香子『病気にならない人は何を食べているのか』


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