生活習慣改善のための斬込隊長

トラ 様(改変)

 

1、サプリメントが流通する社会背景

 

薬ではなく、我々のイメージするスーパーで売っているような食品でもない、
そのうえ、1日あたりの支出の換算であればともかく、
商品単体としての価格は決して安いとはいえない「サプリメント」。

 

いまひとつ、概念がつかみにくいかもしれません。

 

 

ですが、こういうものが登場する社会背景も、当然あります。

 

まず、日本の耕地自体が二毛作・三毛作の繰り返しで疲弊し、
半世紀前に比して、野菜自体の栄養価が数分の一に止まるという
深刻な実情があります。

 

―もっとも、そうでなくとも、
例えばグルコサミンやビタミンB群等、
普段の食生活では摂取が難しい栄養素もあります。

 

 

加えて、価値観や働き方、食生活の多様化、医療の進展等によって、

 

病自体が多様化し、さらには、
それまで実態の分からなかった病の実情が明らかになりました。

 

これには、当サイトが提案する対策の本丸である
生活習慣病も含まれます。

 

 

こういう世情の変化に栄養学的な見地から対応すべく、
個々の病の治療に特化した栄養を取ることを目的として登場したのが
この「サプリメント」という日本では目新しい概念です。

 

 

確かに、サプリメントの存在自体には、
過剰な宣伝文句と副作用で物議を醸す側面も
少なからずあります。

 

 

しかしながら、注意すべきは、

 

サプリメントの功罪よりも、

 

耕地の疲弊による農作物の栄養の低下、

 

戦後の食生活の欧米化や
核家族化・共働きによる料理の簡便化といったような、

 

 

利便性の追求によってもたらされた

 

人々を健全な食生活から遠ざけつつある
綺麗事の通用しにくい社会の現状だと思います。

 

 

その意味では、サプリメントの存在は、

 

我々日本人の食生活を顧みる(かえりみる)うえでの
大きな指標のひとつではなかろうかと思う次第です。

 

 

 

 

ranys様(改変)

 

2、サプリメントは医薬品ではなく食品

 

因みに(ちなみに)、サプリ一般は、法律上は「医薬品」ではなく「食品」につき、
医薬品ほど強い副作用はありません。

 

ただ、これは食品についても言えることですが、
効能に個人差があり、体質にも相性があります。

 

服用して異変が生じれば、即座に止めて医師に相談すべきです。

 

 

悪く言えば、
サプリ単体では「毒にも薬にもならない」ということになりましょうが、

 

例えば、疲労回復等、
日頃の食生活の補助戦力として、栄養面から体調を整えるには、
非常に有効な手段です。

 

 

また、何かしら罹病していない段階、もしくは症状の軽い段階で、
生活習慣改善の補助戦力として活用する
という意味でも、一考の余地はあるかと思います。

 

 

 

 

 

HansMartinPaul様(改変)

 

3、サプリメントの副作用および食生活との関係

 

ただし一方で、必要な栄養素を片っ端からサプリで摂取するのはおすすめ出来かねます。

 

保存・携行のために、色々な添加物を使用するからです。
当然、服用の量が多ければ、それだけ副作用も増すので御注意下さい。

 

 

したがって、理想的なサプリの活用方法としては、

 

栄養の摂取はあくまで食事が中心
そのパフォーマンスを最大限に発揮出来るように生活習慣を整え、

 

そのうえで、皆様、個々人の生活習慣に鑑み(かんがみ)、
食事で補うのが難しい、あるいは積極的に摂りたい栄養素を少数に絞り、
それに見合ったサプリを服用する、というスタンスです。

 

 

事実、サプリメントの販売元各社は、
サプリメントの服用よりもまず、日頃の食生活を充実させることを勧めています。

 

 

 

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【主要参考文献】
柴田丞 『そのサプリ、危険です!』
田村忠司『サプリメントの正体』


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